工場見学の巻
先日、私の大好きなヤマハメイプルカスタムアブソリュートやサカエドラムを作っている大阪のドラム工場、サカエリズム楽器の工場見学に小学生の生徒を引き連れ行ってきた。
というのも小学生の生徒が自由研究に「ドラムの事や歴史について研究します。」という事で「工場見学もしたい!」というので、サカエリズム楽器の社長さんに連絡してみたら「是非来て下さい!」と快く引き受けてくれた。
そういう訳で俺も行きたいと思ってたし伺う事にしたのである。
プロを目指している小学生ドラマーも一緒に連れて行った。
社会見学みたいで学校の先生になったような気分だった(笑)
夏休みって感じだ!
見学当日朝8時、うちのスタジオに集合・出発、高速をつかって約2時間で工場に着いた。
東京は遠いが大阪までは近いものである。

到着後社長さんと5年振りの再会、品川でのヤマハドラム40周年パーティー以来だ。
早速応接室に案内され、壁を見ると11年前に訪問させて頂いた時に書いた私の色紙が飾ってあった!

応接室の壁一面に張られた世界の素晴らしいドラマー達のサイン色紙と共に並べられ大変光栄です。
さて当初工場見学だけと思っていたら、スネアを1台作るというドラム製作体験の準備がなされていた。
社長さんのいきなはからいである。
ホント有難いです。
ラッキーな生徒たちだ。
まずはお茶をお飲みながら社長さんから会社の歴史やドラム・シンバル等の歴史・軌跡のお話し、そして生徒達から社長さんへのインタビュー。
私はカメラマン(笑)

お話しやインタビューが終了後現場へ移動、見学&スネア製作体験開始!
まず最初に木の材質などの説明から。
何の木がどこから送られてくるかなどもよく分かった。

メイプルやバーチ、オークそしてカポール材。

いよいよ工場内に入り本格的にスネア製作開始。
生徒達はドキドキしながらもとても楽しんでる様でした。
今回はサカエドラムスネア、シェルはメイプル材を選択し製作する事に。
まずは接着剤を塗る工程へ。

木に接着剤を塗ったら円筒の中へ丸めて入れていく。
そして金づちで叩きながらキレイに収めていく。

そして窯の中に入れられ待つ事約5分、

ベースとなるシェルが出来上がり。
生徒達は喜びそして驚いていた。
そしてシェルのカット工程へ行く。
希望は5.5のサイズにして頂いた。

次にそのカットしたシェルを研磨していく。

シェルの内側の研磨、

そして外側の研磨、

それから最後に手作業で綺麗に研磨して仕上げる。
11年前にやった事が蘇ってきた私。
社長さんより「色はビンテージナチュラル、ブラック、ブラウン、レッド、どれにします?」と、「レッドでお願いします」と勝手にお願いした(笑)
そして塗装工程へ。

むらがでない様職人さんが手取り足とり教えてくれ手伝ってくれました。
あと私の使っているシルバースパークルの塗装も見させてもらった。

スパークル系はやはり手がこんでいて難しく大変な作業だと再認識。
引き続き大事に使おう!
ここで12時過ぎ、社長さんとみんなで近くのうどん屋さんで昼食、私はざるセットにした。
やっぱ大阪って食べ物美味しいですね!
昼食後工場に戻るといい具合に先程塗った赤が乾いてていい感じになっていた。
そして次の工程へ。
次はエッジシェイビング、一番大事なところでしょうか。

今回はエッジもサカエドラムスネア仕様に。
入念なチェック後、今度はパーツを付ける穴あけ作業へと進む。

ズレたらフープがハマらなくなるので、ヒヤヒヤしながら見ていたが生徒達は完璧にこなしていた。
といっても職人さんが手取り足とり教えて手伝ってくれました。
職人さん達、ほんと親切にして頂き有難うございました。
最後にエッジ部分に塗装し、シェルの部分が出来上がり。

それからは用意されていたヘッドやフープ、スナッピーや部品パーツ類を持って応接室へ移動し組み立て開始。

今回サカエドラムスネア仕様という事で、フープが内曲げか外曲げか選択できたので内曲げを選択させていただきました。

スナッピーやチューニングキーもかっこよくてよくなっていましたね。

ハイ出来上がり!
満足げな生徒達。
ではいよいよ試奏です。
スタッフの方がサカエドラムをセットしてくれて試奏開始!

音色の違いを聴き分けるのは難しいだろうが嬉しそうだった!
恥ずかしながらも必死に叩く生徒達。
連れ行って良かったと感じたし、素晴らしい自由研究になればなぁと思った。
私自身も11年前は訳が分からず工場見学とスネア製作の体験が終わったが、2回目の今回で細かい事が良く分かり益々ヤマハメイプルカスタムアブソリュートのファンになりました。
今回快く歓迎してくれたサカエリズム楽器さん、社長さん、職人さん、スタッフの皆さん有難うございました。
特に社長さんは忙しいにも関わらず1日中ずっと付いて廻って頂きました。
有難うございます。
最後に出来上がったスネアをケースに入れて頂き「レッスンで使って下さい!」と。
サカエリズム最高ー!
生徒達には忘れられない体験になったでしょう。
追記:ブログの写真や文面等は、サカエリズム楽器さんの許可を得て撮影及び掲載させて頂いていますので許可なく写真や文章のコピー及び転用はご遠慮ください。
http://enomoto-yoshitaka.com/school.html
というのも小学生の生徒が自由研究に「ドラムの事や歴史について研究します。」という事で「工場見学もしたい!」というので、サカエリズム楽器の社長さんに連絡してみたら「是非来て下さい!」と快く引き受けてくれた。
そういう訳で俺も行きたいと思ってたし伺う事にしたのである。
プロを目指している小学生ドラマーも一緒に連れて行った。
社会見学みたいで学校の先生になったような気分だった(笑)
夏休みって感じだ!
見学当日朝8時、うちのスタジオに集合・出発、高速をつかって約2時間で工場に着いた。
東京は遠いが大阪までは近いものである。

到着後社長さんと5年振りの再会、品川でのヤマハドラム40周年パーティー以来だ。
早速応接室に案内され、壁を見ると11年前に訪問させて頂いた時に書いた私の色紙が飾ってあった!

応接室の壁一面に張られた世界の素晴らしいドラマー達のサイン色紙と共に並べられ大変光栄です。
さて当初工場見学だけと思っていたら、スネアを1台作るというドラム製作体験の準備がなされていた。
社長さんのいきなはからいである。
ホント有難いです。
ラッキーな生徒たちだ。
まずはお茶をお飲みながら社長さんから会社の歴史やドラム・シンバル等の歴史・軌跡のお話し、そして生徒達から社長さんへのインタビュー。
私はカメラマン(笑)

お話しやインタビューが終了後現場へ移動、見学&スネア製作体験開始!
まず最初に木の材質などの説明から。
何の木がどこから送られてくるかなどもよく分かった。

メイプルやバーチ、オークそしてカポール材。

いよいよ工場内に入り本格的にスネア製作開始。
生徒達はドキドキしながらもとても楽しんでる様でした。
今回はサカエドラムスネア、シェルはメイプル材を選択し製作する事に。
まずは接着剤を塗る工程へ。

木に接着剤を塗ったら円筒の中へ丸めて入れていく。
そして金づちで叩きながらキレイに収めていく。

そして窯の中に入れられ待つ事約5分、

ベースとなるシェルが出来上がり。
生徒達は喜びそして驚いていた。
そしてシェルのカット工程へ行く。
希望は5.5のサイズにして頂いた。

次にそのカットしたシェルを研磨していく。

シェルの内側の研磨、

そして外側の研磨、

それから最後に手作業で綺麗に研磨して仕上げる。
11年前にやった事が蘇ってきた私。
社長さんより「色はビンテージナチュラル、ブラック、ブラウン、レッド、どれにします?」と、「レッドでお願いします」と勝手にお願いした(笑)
そして塗装工程へ。

むらがでない様職人さんが手取り足とり教えてくれ手伝ってくれました。
あと私の使っているシルバースパークルの塗装も見させてもらった。

スパークル系はやはり手がこんでいて難しく大変な作業だと再認識。
引き続き大事に使おう!
ここで12時過ぎ、社長さんとみんなで近くのうどん屋さんで昼食、私はざるセットにした。
やっぱ大阪って食べ物美味しいですね!
昼食後工場に戻るといい具合に先程塗った赤が乾いてていい感じになっていた。
そして次の工程へ。
次はエッジシェイビング、一番大事なところでしょうか。

今回はエッジもサカエドラムスネア仕様に。
入念なチェック後、今度はパーツを付ける穴あけ作業へと進む。

ズレたらフープがハマらなくなるので、ヒヤヒヤしながら見ていたが生徒達は完璧にこなしていた。
といっても職人さんが手取り足とり教えて手伝ってくれました。
職人さん達、ほんと親切にして頂き有難うございました。
最後にエッジ部分に塗装し、シェルの部分が出来上がり。

それからは用意されていたヘッドやフープ、スナッピーや部品パーツ類を持って応接室へ移動し組み立て開始。

今回サカエドラムスネア仕様という事で、フープが内曲げか外曲げか選択できたので内曲げを選択させていただきました。

スナッピーやチューニングキーもかっこよくてよくなっていましたね。

ハイ出来上がり!
満足げな生徒達。
ではいよいよ試奏です。
スタッフの方がサカエドラムをセットしてくれて試奏開始!

音色の違いを聴き分けるのは難しいだろうが嬉しそうだった!
恥ずかしながらも必死に叩く生徒達。
連れ行って良かったと感じたし、素晴らしい自由研究になればなぁと思った。
私自身も11年前は訳が分からず工場見学とスネア製作の体験が終わったが、2回目の今回で細かい事が良く分かり益々ヤマハメイプルカスタムアブソリュートのファンになりました。
今回快く歓迎してくれたサカエリズム楽器さん、社長さん、職人さん、スタッフの皆さん有難うございました。
特に社長さんは忙しいにも関わらず1日中ずっと付いて廻って頂きました。
有難うございます。
最後に出来上がったスネアをケースに入れて頂き「レッスンで使って下さい!」と。
サカエリズム最高ー!
生徒達には忘れられない体験になったでしょう。
追記:ブログの写真や文面等は、サカエリズム楽器さんの許可を得て撮影及び掲載させて頂いていますので許可なく写真や文章のコピー及び転用はご遠慮ください。
http://enomoto-yoshitaka.com/school.html