2013-06

職業病

先日、大きな病院の耳鼻科を紹介していただき、診察及び検査をしてもらってきた。
私は耳鳴りとは約12年間の付き合いなのである。
もう慣れて当たり前の様で気にもならなくなっていた。

しかしここ最近耳鳴りのボリュームが増してきたのと、左耳だけだったのが両耳になってきたのです。
それでこれはいかんと思い診察してもらったという訳なんです。

診断結果は残念な事に12年前と同じであった。

始まりは、90年代後半から2000年初頭まで、打ち込みやクリックを聴きながらのコンサートを多数こなしていた。
クリックを聴きながらのレコーディングも多数こなしていた時期でもある。
心身ともに疲れていた。

2001年、とあるコンサートの後いつものように耳鳴りがしてて、2・3日でいつものように治まるであろうと思っていたが、1週間経っても治まらないのでこれはおかしいなと思い、当時住んでいた近所の耳鼻科へ直行。
診察・検査の結果「騒音性難聴」であった。(音響外傷ともいうらしい。)
これが耳鳴りとのお付き合いの始まりでした。

当時の診断結果は4000Hz付近がガタッと落ちていて、高音域が聞こえていないとのことであった。
そして四六時中耳鳴りがしている状態である。
最初は耳鳴りに慣れるのは辛かったなぁ!
若いのにテレビのボリュームがデカイのを気付いていなくて第三者から指摘される!
オジイサン?(笑)

当時の先生からは「もう聴力や耳鳴りは治らないのでこれ以上ひどくならないよう予防して下さい。」との事であった。
「思い当たる節は?」「職業は?」「ドラマー辞めて転職したら?」とまで言われたような(笑)
それで何度か通院して治療に専念し努力をしたがやはり先生の言うとおり耳鳴りは治まらず聴力も回復しなかった。

先生が「一応大きな病院で頭部のMRI検査してもらおう。」という事で紹介状片手に東京の設備の整った専門の外来で診察をしてもらい頭部のMRI検査も行った。
MRI検査って頭部や体を固定され、細い筒の中に長時間入っていくので結構怖かった記憶があるなぁ。
(閉所恐怖症の人はなかなか難しい検査だろう…。)
内耳の状態や神経のチェックが目的であったのだろうけど、ついでに腫瘍や梗塞も診てもらっておいた(笑)
異常なしである!
やはり原因はドラム・音響のせいであった。

それからは原因も分かったし回復しないのも分かったし他に異常がないのも分かり、「ドラムを辞めるか予防するしかない」と両方の先生から言われたのでたくさんの色んな耳栓を購入し試しながら耳鳴りと難聴と上手く付き合ってきたのである。
モニターの作り方も随分変わったと思う。

同僚や先輩ドラマーに話をしてみると、同じような症状の人がたくさんいたのには当時ビックリした。
中には全然聞こえていない人もいたのでまだマシかと…。

19歳の時アメリカの音楽学校に通っていた時に、学校に耳鼻科の先生が来て講義をしていった事を思い出した。
これの事だったんだと…。

時には聴力検査が項目に入っている健康診断では毎回引っ掛かり、「すぐ耳鼻科に行ってください。」と言われ続けてきたが分かってますと無視してきた。

この季節蚊の飛んでいる音が聞こえないのでよく刺されてしまうんだよねぇ。
(蚊の飛んでいる音が懐かしい!)

そういえば東京の専門学校で教えていた頃、教えていたドラム科の生徒がメニエール病にかかってしまったのを思い出したなぁ。
元気にドラム続けてるかなぁ?

結果、今回診てもらった先生も12年前診ていただいた先生方と同じ診断結果だったので残念ですが諦めて耳鳴り・難聴と上手く付き合いながら頑張っていこうと思います。
内耳の聴覚神経が破壊されてるんだって。
聴力は12年前よりひどくなっていた。
左耳だけだったのに右耳も聴力が落ち耳鳴りが始まってしまった…。
(耳鳴りって普段気にしないようにしてるけど寝る時が気になるんだよねぇ…。)

そりゃそうだよね、ここ2年は毎日10時間ぐらいスタジオに居るんだから耳も壊れちゃうよね!
法的なデシベルって85dbでしょ、ドラムって130db位あるもんね(笑)
耳も休めてあげないとね。

現在使用している2種類耳栓。
DSC_0541.jpg

DSC_0542.jpg

生徒さんへ
私、レッスン中もずっと耳栓して完全防備ですが気にしないでくださいね!

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